プロビジョニング(goo辞書より)

ユーザの需要を予想し、設備やサービスなどのリソースを計画的に調達し、ユーザの必要に応じたサービスを提供できるように備える行為の総称。複数のサーバやネットワーク、アプリケーション、ストレージなどのリソースを仮想化によって一つのコンピュータリソースとみなし、ユーザから要求があった場合や障害時などに、必要な分だけ、コンピュータリソースを動的に別のシステムに割り当てられるようにすること。もともとは通信事業者が使っていた用語で、ユーザの申し込み後すぐにサービスを提供できるよう、回線設備などを事前に準備することを意味している。プロビジョニングが必要とされてきた理由としては、インフラ拡張が足かせとなって新規アプリケーションの展開が遅れることで、日々強まるITに対応できなくなることや、インフラ管理に要するコストをできるだけ下げたいという要求などが挙げられる。

仮想化。